レンタルサーバーとは何か?

20140915-3レンタルサーバーとは、ネットワークに繋がっているサーバーをレンタルして利用するサービスのことです。ネット上に自分のホームページを公開したり、メールやファイルを保管したりすることができます。

本来、サーバーを管理するためには、24時間体制で監視をしたり、定期的なメンテナンスが必要となります。しかし、ホスティング業者からレンタルすることで、管理・運用を代行してもらうことができるわけです。

自社でサーバー管理をすると余計な人件費や手間が掛かるので、それらを削減するためにもレンタルサーバーを使うのが一般的ですね。

無料のレンタルサーバーなどもありますが、制約が多く使い勝手が悪いので注意してください。詳しくは、「無料サーバーと有料サーバーの違い」で解説しています。

 

レンタルサーバーで出来ること

レンタルサーバーを利用すると、基本的に以下のことが出来るようになります。

  • 自分のホームページを公開する
  • 独自のメールアドレスを使用できる

世の中に公開されているホームページは、ほとんどがレンタルサーバーで運用されています。また、メールアドレスを利用するためだけに、レンタルサーバーを利用している人も多いです。

 

ただ、これらは、普通のプロバイダでもできますよね。ホームページを公開したり、メールアドレスを利用することは、どこのプロバイダでも可能です。しかし、プロバイダを利用すると制約が多すぎるので、あまり実用的とは言えません。

プロバイダのデメリットは、以下の通りです。

  • メールアドレスの数が限られる(1~2個。それ以降は、有料となることも)
  • メールボックスが1つしかない(複数人でメールが利用できない)
  • ホームページのURLやメールアドレスが自由に選べない
  • ディスク容量が少ない
  • CGIやPHPなどが使えないことが多い
  • 独自ドメインが使えない

特に、独自ドメインが使えないのは大きいですね。独自ドメインとは、世界に一つだけのアドレスです。ホームページのURLやメールアドレスを、自分の会社の名前にしたりできるわけです。会社のWebサイトを作っても、プロバイダのドメインだと信用が得られないですよね。

だから、独自のドメインを使用するためにも、レンタルサーバーを利用することが大切です。

 

レンタルサーバーのタイプについて

共用サーバー

1台のサーバーを複数人で共有して使うサーバーです。イメージとしては、賃貸マンションのような感じですね。1つの建物の中に、複数人が部屋を借りて生活をしているのと同じです。なので、1人あたりの制限が厳しくなって、複雑なプログラムなどを動作させるとサーバーがダウンする可能性があります。

また、自分は大人しくしていても、他のユーザーが暴走することでサーバーが落ちることもあります。だから、同じサーバー内にアクセスが多いサイトが入っていると注意が必要ですね。でも、それだけ月々のコストが安くなるので、人気が高いです。

実際、レンタルサーバーの9割以上は、共用サーバーとなっていますね。負荷の多いユーザーを制限したりするので、サーバーが落ちるリスクも極限に抑えられています。月々数百円~数千円で利用できますから、個人レベルでも利用することが出来ます。

 

専用サーバー(root権限なし)

1台のサーバーを貸し切るタイプなので、制限なく使うことが出来ます。なので、大量のアクセスが来るサイトや、メモリ消費の大きいプログラムなども動かすことが可能です。root権限が無いタイプは、運用管理をサーバー会社が行います。なので、共用サーバーよりは自由度が高いですが、完全に自由というわけではありません。

不動産に例えると、賃貸の一軒家という感じです。一軒家ですから、周りに気を遣うことなく生活することが出来ます。しかし、賃貸ですから自由に改装したりはできません。

そして、月々数万円ほどのコストが掛かりますから、業務用のレンタルサーバーといえますね。

 

専用サーバー(root権限あり)

基本的には、root権限なしの専用サーバーと同じです。しかし、権限があるので、自分の好きなようにプログラムやOSのバージョンを変更することが出来ます。それだけ専門知識が必要となりますが、ほぼ完全に自分の希望通りの運用が可能となっています。

不動産で例えると、一軒家を購入するイメージですね。自分の家ですから、好きなように間取りを変更したり、リフォームをすることが出来ます。

ただ、運用のサポートが付かないので、すべて自分で管理しなくてはいけません。サポートが無いですから、root権限なしよりも安価なコストで利用できます。しかし、それでも数万円のコストは見ておいた方が良いですね。

 

VPS

1台のサーバーの中に、複数の仮想環境を用意して使用するタイプです。なので、疑似的に専用サーバーと同じ環境を作ることが出来ます。ですから、専用サーバー(root権限あり)と同様に自由にカスタマイズをすることが可能です。

ただし、ネットワーク回線は共有となっているので、込み合っているときには通信速度が落ちることがあります。専用サーバーよりも安価で利用できますから、共有サーバーで満足できないなら利用価値があるでしょう。

イメージとしては、分譲マンションを購入する感じですね。共用部分以外はカスタマイズできますから、比較的自由度の高い運用が可能です。

 

以上、レンタルサーバーについて紹介をしました。自分の使用する用途によって、適したサーバーを選ぶようにしてください。ホームページを公開するのであれば、絶対に必要なサービスなので慎重に選ぶようにしましょう。

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