【W3 Total Cache】キャッシュを導入してWordPressを高速化するプラグイン

WordPressは、データベースにアクセスして動的ページを表示する仕組みです。なので、ページが表示されるまでにタイムラグがあり、表示速度が遅くなりがちです。あまりに表示が遅いと、ユーザーの離脱率が上がるので注意が必要となります。

そこでおススメなのが、キャッシュを導入することですね。キャッシュとは、一度表示したページのデータを保存しておき、何度も使い回す仕組みのことです。こうすれば、データベースへアクセスする手間が省けるので、サイトを高速で表示することができます。

「W3 Total Cache」というプラグインを使用すれば、このキャッシュ機能を簡単に導入することができます。設定項目が多いですが、このページで説明する通りに設定すれば問題なく使用可能です。

 

W3 Total Cacheの効果について

まず、キャッシュを導入すると、どれくらいの効果があるのかを見ていきましょう。以下は、プラグインを使用する前の表示速度となっています。

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ページが表示されるまでに、「7.4秒」掛かりました。

そして、次に紹介するのが、「W3 Total Cache」を使用した後の結果となります。

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「2.96秒」となっていますね。なんと、2倍以上も速度が改善されました!!

予想以上の結果で驚きです。。

ページの表示速度が上がれば、ユーザビリティを向上させることができます。また、検索エンジンからの評価も高くなるので、ぜひ利用しましょう。

 

W3 Total Cacheの設定

全体的な設定

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プラグインの新規追加から、「W3 Total Cache」と検索してインストールしてください。そして、プラグインを有効化しましょう。

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ダッシュボードに「Performance」という項目が追加されるので、「General Settings」をクリック。ここで、全体的な設定を行うことができます。よく分からない人は、以下を参考にして設定をしてください。

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「General」のチェックを外しましょう。ここにチェックを入れると、おススメ設定が適用されます。しかし、無駄な機能もついてしまうため、チェックを外した方が良いです。

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「Page Cache」にチェックを入れると、キャッシュ機能が有効になります。ここにチェックを入れないと意味が無いので、忘れないようにしましょう。

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「Minify」は、ソースを最適化するための設定となります。「Head Cleaner」というプラグインを使用している場合は、チェックを外しましょう。「Head Cleaner」は、Head要素の不要なソースを削除することができるので、かなりおススメです。

詳しくは、「Head Cleanerの使い方」を参考にしてください。

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「Database Cache」にチェックを入れます。データベースのキャッシュが有効になるので、これも必須の設定となります。

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「Object Cache」にも、チェックを入れて有効化しましょう。これもキャッシュ機能ですから、設定が必要ですね。

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「Browser Cache」に、チェックを入れます。これを有効にすれば、ユーザーのブラウザのキャッシュを使用できるので、サーバーやデータベースの負荷を軽くすることができます。

そして、以下の項目は使わないので、デフォルトのままで構いません。

  • CDN
  • Reverse Proxy
  • Monitoring
  • Licensing
  • Debug

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「Miscellaneous」の最初のチェックは、外してください。これは、サイトの表示スピードを計るウィジェットを追加するものです。表示速度は「GTmetrix」などの外部サイトで計測できるので、使用しなくても問題ありません。

 

各項目の個別設定

ページキャッシュの設定

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ダッシュボードから、「Performance」⇒「Page Cache」へと進みます。

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「General」の項目は、デフォルトだと上の2点にチェックが入っているはずです。トップページで、キャッシュを使用する設定となっています。カテゴリやタグ、コメントは常に更新されますから、キャッシュは使用しません。

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「Cache Preload」では、チェックを外しておいてください。これは、アクセスがある前にキャッシュを用意する機能ですが、サーバー負荷が大きいので使わない方が良いでしょう。

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「Purge Policy」は、上の2点のチェックを外します。こうすれば、新規で記事を更新した時に、キャッシュも更新されるようになります。

その他はデフォルトで良いので、設定を保存しましょう。

 

データベースキャッシュの設定

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ダッシュボードから、「Performance」⇒「Database Cache」へと進みます。

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「General」の設定で、チェックを入れてください。ここにチェックを入れると、ログイン中はデータベースのキャッシュを更新しなくなります。このチェックを外すと、記事の更新が反映されなくなることがあります。

他の項目は、変更する必要はありません。

 

オブジェクトキャッシュの設定

こちらも、デフォルトの設定で構わないので、変更はしなくて良いです。

 

ブラウザキャッシュの設定

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ダッシュボードから、「Performance」⇒「Browser Cache」へと進みます。

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上の5点に、チェックを入れてください。これで、ユーザーのブラウザにあるキャッシュを利用して、ページを表示することが出来ます。データベースへの負荷を減らすので、ページの表示速度が大幅に向上されます。

 

キャッシュをリセットする

WordPressのテーマを変更したり、大がかりなデザイン変更をした場合は、キャッシュをリセットしましょう。キャッシュが残っていると、変更が反映されなくなることがあります。

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設定画面上部に、メッセージが表示されているはずです。そこの「Empty the page cache」をクリックすると、キャッシュをリセットすることが出来ます。

 

以上、「W3 Total Cache」の使い方の紹介をしました。キャッシュ機能を導入すれば、ページの表示速度を大幅に向上させることが可能です。驚くほど速度がアップすることがあるので、ぜひ使ってみてください。

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