共用サーバーを選ぶときの注意点

20140910レンタルサーバーを選ぶときの基準として、多くの人が安くてディスク容量の大きなものを選択しがちですよね。最近だと、月々数百円でも大容量のレンタルサーバーが増えているので、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。中には、容量無制限という業者までありますね。

でも、安さを重視してレンタルサーバーを選んでしまうと、後で思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。サイトの運営が困難になる場合もありますから、しっかりと注意するようにしましょう。

具体的には、以下のようなトラブルが考えられます。

  • サイトの表示が遅い
  • サーバーダウンでサイトが表示されない
  • サイトのデータが消える
  • プログラムの処理が重い

個人が趣味でやっているサイトなら良いですが、ECサイトやコーポレートサイトの場合、機会損失が膨らんでしまいます。なので、ビジネスでレンタルサーバーを使用するのであれば、よく考えてから選ぶようにしましょう。

 

共用サーバーの注意点

レンタルサーバーには、いくつかの種類があります。専用サーバーやVPS、共用サーバーなどがありますが、ほとんどの場合で共用サーバーを借りるのが基本です。なぜなら、コストが安いという理由があるからですね。

自分専用のサーバーを借りようとしたら、月々数万円以上のコストが掛かります。そして、メンテナンスのための専門知識も必要となるために、かなり敷居が高くなります。しかし、共用サーバーだと複数人で1台のサーバーを利用しますから、コストを折半することで安く使うことができるわけです。

 

ただ、複数人でサーバーを利用すると負荷が大きくなるので、色々な制限が設けられていることがあります。だから、高度な処理や大量のアクセスには対応できないのが普通ですね。安いサーバーほど共用する人数が多いので、制限が厳しくなることが多いです。

また、安いレンタルサーバー会社を利用すると、他にもデメリットがあります。それは、コストダウンのために、低スペックのサーバーを使っている可能性が高いということです。低スペックの機器や安いネットワーク回線、簡素なデータセンターの設備を利用しているから、料金が安くなっている場合があります。

 

さらに、人件費を削減している業者は、最も危険です。少ない人員でサーバーを管理しているわけですから、メンテナンスやセキュリティに十分なリソースを割いていません。なので、サーバーの動作が不安定になったり、外部からの不正アクセスを防げなかったりするわけです。

色々なリスクの可能性があるので、安すぎるレンタルサーバーには気を付けるようにしましょう。

 

共用サーバーを選ぶときのポイント

安さだけで選ばない

個人レベルの趣味サイトなら、安いサーバーでも大丈夫でしょう。しかし、ネットショップや資料請求の受付をしているなどのビジネスをしているなら、安定性の高いレンタルサーバーを選ぶべきです。

サーバーのトラブルで利益を失うのは、かなり勿体ないですからね。なので、24時間安定して稼働しているサーバーを使わないといけません。ですから、最低でも月々数千円のサーバーを契約するようにしてください。

それくらいのレベルなら、メンテナンスや管理に力を入れているので、滅多なことでトラブルが起きることはありません。また、共用する人数も少なく抑えられているので、制限にも余裕があることが多いです。

 
また、会社概要をちゃんと公開している業者を選んでください。ホスティング業者には、株式公開している大企業から少人数の中小企業がやっている所まであります。中には、会社の住所すら公開していない業者もあるようです。

そういった業者だと、トラブルがあっても対応できるか不安なので、会社の住所や電話番号を公開している所を選びましょう。ちゃんと会社のホームページを用意していることが望ましいですね。

レンタルサーバーのサイトに会社名だけを書いている場合は、どれだけ安かったとしても敬遠した方が良いかもしれません。

 

バックアップサービスがあるか

地震や火事などの天災で、サーバーが故障してしまうことがあるかもしれません。また、メンテナンス時のトラブルで、データを消失してしまった事例なども過去にはあります。だから、ちゃんとバックアップを取っているサーバー会社を選びましょう。

バックアップサービスは、標準で付帯されている会社もありますし、有料オプションとなる場合もあります。ちゃんとバックアップが無いサーバーだと、大切なデータがすべて焼失するかもしれません。ですから、ちゃんとサービスがあるかどうかを確認するようにしてください。

また、サーバーのスペックであったり、設置場所やバックボーンなどを公開していることも重要です。サーバー情報を非公開にしている業者も多いですが、ちゃんと公開している業者は自信がある証拠です。

 

SSLサーバー証明書

ショッピングカートや問い合わせフォームを設置する場合、SSLサーバー証明書を導入する必要があります。これは、個人情報を暗号化して漏えいを防ぐためのもので、企業のコンプライアンスのためには必須の機能です。

ですから、個人情報のやり取りを行うなら、SSLに対応しているサーバーを選ぶようにしてください。これを軽視する人が多いですが、会社の信用に関わることですから覚えておきましょう。

 

適切なサポートがあるか

サーバーは、専門用語が多いので素人だと扱いが難しいことがあります。そういった時に、丁寧なサポートがある業者だと、ストレスなくトラブルを解決することが可能です。電話サポートがあれば、かなり心強いですね。

メールサポートしかしていない業者なら、返信までの日数などを考慮に入れましょう。一度問い合わせをしてみて、対応を確認することをおススメします。「○日以内に返信いたします」と記載されていることも多いので、必ずチェックしてください。

また、よくある質問ページを作り込んでいることも重要です。今までの問い合わせを見やすくまとめているなら、サポート体制がしっかりとしている証拠となります。サイトの作りを見ることで、顧客対応の質を確かめることができます。

 

お試し期間の活用

レンタルサーバーを契約しても、ちゃんとサイトが動作しない場合があります。特に、WordpressやMovableTypeなどのCMSやショッピングカートを利用すると、複雑なプログラムを扱うことになります。

なので、それらが正しく動作するかを確認しないといけないですね。最近だと、どの業者でもお試し期間を用意しているのが普通です。なので、お試し期間で動作確認をしてから、本契約をするようにしてください。

そうすることで、リスクを最小限に抑えることができます。

 

以上、共用サーバーを選ぶときの注意点を紹介しました。ちゃんと自分の利用用途を考えて、適切なサーバーを借りるようにしてください。安いだけで選ぶと失敗する可能性が高いですから、事前にしっかりと考えることが大切です。

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